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ラーガ

そろそろ新しい曲つくりを始めようと思いながらついつい外の陽気に誘われてふらふらしていますが、常に新しいことをしたいという思いだけは膨らんでいる今日この頃です。
もう一度自分の音楽の原点に返ったとき、強く影響されました音楽はNew Ageではなく、前衛音楽、現代音楽、民俗音楽、アンビエント音楽でした。
特にテリーライリー、スティーブライヒ、フィリップグラスなどテンポラリー音楽の大御所の演奏にアメリカで直に触れたときは鳥肌が立ったのを覚えています。そして実際に自分が演奏を始めて一番影響を受けた音楽理論はインドのラーガでした。

インド古典音楽は、ラーガと呼ばれる旋律型に基づいて即興で演奏します。ラーガの数は、7万種類以上あるといわれており、それぞれのラーガは、音階、音の進み方、主音、複主音、出発音、終止音、演奏すべき時間と季節、情感などが異なります。
音階とは違ったある種のメロディー的旋律の中で自由に即興演奏する奏法は、西洋的なコード進行重視の演奏が苦手な自分には合っていたと思いますが、朝/昼/夕、喜び/悲しみ等など色々な情景の中で音程を使い分ける考え方がとても魅力的だと思いました。
同じメロディーが繰り返されそして少しずつ変化していく音に身をゆだねていると、どんどん意識が開放されていきます。
本来教師から生徒へ口頭で伝えられ、なおかつインドの音階は西洋の12音階ではなく微妙にフラット、微妙にシャープな音も存在し、とてもまねできるものではないと判断しその理論だけを参考にしたのですが、音程の違いによって随分感じが違うことに気が付きました。

それぞれの音楽家は色々な音楽様式に影響され今日があると思っています。
殆どの音楽がジャンル分けされていますが、その中にも色々な要素が有ることを踏まえて聞いてみるのも面白いかもしれません。
私も暫くはジャンルにこだわらずに今作りたい音楽を創作してみたいと思っています。

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